2021/09/30 00:00



OURIET-PATURE(ウーリエ・パチュール)

1958 年創設、現在 4代目。日本では指定レストラン以外では入手が出来ない、最高位の特級格付けグランクリュの称号を受けたシャンパンブランドです。大手シャンパーニュ生産者がブドウを高額で買い付ける「アンボネイ村」で家族経営を続け、同社は年間2万本を生産しています。また、コートデブラン地域にあるアヴィーズ村やクラマン村にもシャルドネ種のグランクリュの畑を有しております。混合タイプにもこのシャルドネを贅沢に使用しております。NV(ノン・ヴィンテージ)で4年寝かせているのも当メゾンの特長でもございます。


◆アンボネイ村のご紹介

“モンターニュ・ド・ランス”地区の最南部に位置する非常に品質の高いピノ・ノワール種を産み出す地域で、アンボネイの斜面はほぼ南向きや南東向き。豊かな日照と暖かな気候に育まれたピノ・ノワールは十分に完熟し、果実の味わいが柔らかくやさしい軽やかなワインを産み出すことになります。ふくよかな果実味とエレガントな酸を兼ね備えたアンボネイの上質なピノは、ヴェルズネイと同様に有名メゾンのラグジュアリー・キュヴェに高い比率で使われています。


アンボネイ比率の高いラグジュアリー・キュヴェを例に出すならば、MOET ET CHANDONの「Dom Perignon(ドン・ペリニヨン)」と、まさにこの村の名前がキュヴェ名に冠されたKRUGの「Clos d‘Ambonnay(クロ・ダンボネ)」が双璧。KRUGは、

アンボネイ村を「最も重要なグラン・クリュの村」として位置付けています。この2つの名が挙がるだけでも、アンボネイ村のブドウがいかに優れているかが明白です。